2013年5月6日月曜日

最後の大事な話し合い。次回からの作品作りに向けて。

今回のラボ。
前回に引き続き『学生運動』のプレゼンよりスタート。
自分がその時代に生きていたらどうするだろうか。という語り口が多く見受けられました。特に若い世代の方は、大学、バイト先での友人との関係、会話を引き合いに出しながら話をしているのが印象的で、あきらかに当時の学生運動が起きていた時代とは”違う”ということがわかりました。
 
 
全てのメンバーのプレゼンを終えてから柳沼さんが主題としたのは、「当時の”感覚”のリアリティを、どう現代の舞台にあげるか」という点です。この感覚を持つことが、大きな武器になるということです。
 
そこで先ほどの、どういう点で当時と現代との”感覚”の”違い”があるかを話し合っていきました。話し合いの中で、「あ!」と何かに気づく方が多く、話が腑に落ちていっているのがわかりました。
違いとして、当時は「いじめ」や「無視」という言葉はあまり使われていなかっただろう点。そこから、ひとりに引きこもる感覚はなかったんではないかという点。そして、当時は『繋がり』ありきの社会だったという点。まで話は進みました。
そのあたりを、それぞれの感覚にどう落としていくかは、これからの課題であると思われます。しかしメンバー間で大きな共通項ができたことは確かだと思いますので、とてもいい時間になったのではと思います。
 
 
次回からは作品創作。いよいよとなります。
最後に、柳沼さんから『売れる劇団になるためのコツ』が伝授され、講座終了となりました。
 
 

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