ですがすぐに次のステップへ進みます。今日のメインは本番の題材選び。そう、前回の発表作品から一つ、題材を選ぶんです。
さてまずは、メイン以外の部分から。
いつも通りお手玉からスタート。そしてその次に新しいことをやりました。
それは、1本の棒を落とさないように、2人ペアになって中指で挟みます。
まずは、サポートの坂本さんと柳沼さんでお手本を見せます。その後、坂本さんも混ざりラボメンバーで実践。
一方が息を吐き棒を押し出す。もう一方は息を吸い、受けとめる。交互に呼吸し、棒と人が、押して引いての「波」のように動いていきます。
柳沼さんがおっしゃっていたことで印象的だったのは、一人じゃ何もできないということ。押して。受ける。その2人がいるから、客を引きつける引力が発生する。という言葉です。
そしてラスト、題材選びへ。
「京都から失われてしまったもの」をそれぞれが探してきました。その中からひとつ、選びます。それぞれ、第一希望から第三希望まで発表し、また、理由を添えていきました。
選ばれたのは、学生運動時代のある喫茶店。詳細はおいおいお伝えするとして、この題材が、ダントツで一番人気でした。
意見として多かったのは、現代は失われてしまっていると感じる、学生運動時代の熱。
そしてもう一つは、その時代ならではの人の繋がり。柳沼さんは、特に後者の意見に対し、大いに納得されていました。上に書いたことにも当てはまります。
「人と人」、これから多くのリサーチをメンバーが敢行し、作品を集団で築きあげていきます。
沢