2012年5月25日金曜日

意思の疎通

新たにページが追加され、台本を声に出して読んでみる稽古が中心となりました。
台詞が増えていき、さらにそれぞれのキャラクターごとのバックボーンがどんどん見えてきます。
そのたびに演技に修正をかけ、何回も繰り返します。


最近感じることは、柳沼さんのダメ出しの的確さと、それに対する受講生の反応の速さです。
基本的に週に1回しかないクラスですが、1年間を1人の演出家と創作活動を共にします。それが有効に働いていて、意思の疎通がとてもスムーズに行われるのだと思います。



最後になりましたが、この公演の予約がスタートしています。
現在、いいペースでご予約いただいています。お早目のご予約お待ちしています。

沢大洋

2012年5月18日金曜日

集中の高い練習

7月の公演に向けて、熱のこもった練習が続いています。台本の出来上がっているところまでをしっかり覚えて、何度もシーンを繰り返して練習します。
登場するそれぞれのキャラクターには、人間関係での背景があり、全員が登場する本日練習していたシーンの中でも、そうした微妙な関係や心理が見え隠れします。
演出家からはそうした微妙な関係性や、しぐさ、心理的な動揺や変化など非常に細かな所までのリアリティーが要求されます。台詞は決まっているのだけれどあたかも、そこで本当にこの事件が起こっているかのような迫真さを出さなければならないのです。練習では何度もシーンを繰り返すのですが、集中の度合いや、演出家からの指示などによって、ずいぶん変化していきます。ぐっと引き締まって、目をはなせない回もありました。

幾度も繰り返す中で集中を切らさずに演技するのは、けっこう大変だと思いますが、集中の高い作品は見る者をあきさせない力があります。今日の稽古を見る限りでは、かなり期待できると思います!
頑張って下さい!!

2012年5月14日月曜日

スタッフ陣も着々と。

稽古が進んでいます。
新たにシーンも加わり、よっくりとですが着実に稽古が進んでいます。




さて、この「ハナレズ」というユニット名のクラス。
ラボ生としては8名なのですが、各人がそれぞれスタッフを担当しています。
舞台、照明、音響、衣装、演出補、制作など諸々です。


そのスタッフ陣も稽古と並行して作業を行っていますが、宣伝用のチラシが、もう間もなく完成します。
チラシが届けば、本格的に広報活動が始まり、このお芝居の情報も周知されていくことと思います。ホームページでももちろんプッシュしていきます、お楽しみに!!

沢大洋

2012年5月11日金曜日

左京西部いきいき市民活動センターでの稽古の日々

劇研アクターズラボ+烏丸ストロークロックは、左京区は出町柳駅にほど近い、左京西部いきいき市民活動センターで毎回稽古をします。

今回の芝居、まさにそんな場所でシーンがはじまります。
そのためシーンの絵は見えやすいのですが、その分役者もその場にマッチしていかなければならないため、より繊細な演技が要求されます。そして、その上でキャラクターの雰囲気を提示していかなければなりません。自分ではないキャラクターを、自分に混ぜていくイメージが大事とのことでした。


そして終盤には、登場人物の人間関係についての考察がありました。
誰と誰がつきあっていて、誰と誰は肉体関係があって。。その関係を他に誰が知っていて、誰が知らないか。 かなり複雑な人間関係でした。
これから、どこまで演技が深まっていくのか楽しみです!


写真は、左京西部いきいきセンターの花壇で咲いていた花。

2012年5月9日水曜日

台本にそって進める。

今回のラボは、前回からの台本を受け、ひたすら繰り返し稽古しました。
役名も決まり、自分のセリフも決まり、本番のイメージがわいてきます。




最初の方は、どうしてもシーンが平坦になってしまうのですが、演出や、役ごとの感情の整理が入り、最後の方には段々と輪郭がはっきりしていきました。



その後、スタッフミーティングへ。
テクニカルディレクターの方とも初の打ち合わせをし、メンバーがそれぞれ持っている部署ごとの、明確な指針が見えてきました。

2012年5月5日土曜日

本公演の台本読み合わせ

稽古日 2012.5.2

本公演を7月に控え、いよいよ台本が配られました。

この台本の生まれた背景のお話があり、全員のキャラクターに通じる背景の話、あとは役それぞれに割り当てられた仕事の話。

と同時に、そもそも受講者自身それぞれがどうして演劇の世界に入ってきたのか考えを促す話があったり。


稽古の話からはそれますが、このクラスにはある種の信頼感のようなものがあるなぁと思います。

台本も割ときわどいテーマを扱いそうですし、信頼関係が無ければ破綻してしまい気がします。

柳沼さんが昔何かのインタビューで仰っていましたが、みんながみんなに奉仕しているという関係で作るものがたまらなくエキサイティングだと。

一際、チームプレイが光るハナレズメンバー、台本はこれから徐々に完成させていくようですが、続きが楽しみです。