2012年8月26日日曜日

イメージを深める

前回宿題に出された、「(愛する人への)手紙」を使ったワークが行なわれました。それぞれもちろん本当に好きな人にあてた手紙なのですが、読むのは別の人が読みます。読むというよりは(演劇らしく)書いた人になりきって、自分のことのようにメッセージを語ることが要求されます。まずは、手紙通りの内容を。そしてその後には文章を離して、他人の体験を自分のことのように(足りない所は想像を膨らまして)語ります。
「(聞く人の頭の中に、いきいきとその光景が浮かぶためには)具体性が重要」と演出家からは鋭い突っ込みが、それぞれの語りについてなされます。対象となる人のことを、できるだけ詳細に想像してみることで、その人の人物像をよりいきいきと伝えることができるのです。
 さて、次回の宿題は早くも、次回作の題材を選ぶための重要なものとなりそうです。
「ここ、京都で、無くなったもの、失ったもの、捨てられたもの、消えたもの」を昭和以降で探してくる(調べてくる)とのこと。WEBを使ったり、公立資料館へ行くなどして、資料をひもとくことになります。京都だけあって、多くのいい題材が埋まっていそうな予感がします。

2012年8月18日土曜日

3年目のハナレズ始動!

今日から3年目のハナレズ(劇研アクターズラボ+烏丸ストロークロック)が始まりました。新たなメンバー3名を加え、今回は全部で11名のチームとなります。
全員集まっての初回!といきたい所でしたが、やむをえぬ事情で3名が欠席しちょっと乗り切らないスタートとなってしまいました。
柳沼さんからは、「遅刻・欠席は無しにしてもらいたい!(2年目は少し緩んだので、今年は最初から締めていきたい)」という檄が飛び、引き締まった空気で初回を終えました。
とはいえ、講座の内容自体はとてもリラックスしていてかつ、集中も高く、特に以前から継続のメンバーからは、今までの積み重ねが感じとれました。
 次回に向けて早速宿題が出され、いよいよ来週から創作に向けたワークに取り組んでいきます。9月になればメンバーがそろい、いよいよ盛り上がってくることでしょう。3年目の集大成が楽しみです。ちなみに次回の宿題は一人ずつ3分間のトークを考えてくる(書いてくる)。次回のテーマは「愛する人(恋人)について」(過去のこと可、アニメや直接接点がない有名人、実在しない人物を対象にするのは不可)とのこと。