2012年7月21日土曜日

最終年度へ

山下君が死んだあとのこと


無事終演致しました。
ご来場誠にありがとうございました。

ハナレズは8月より再始動します。
次が柳沼クラスの三期目。最終年度となります。


募集情報はコチラ

2012年7月8日日曜日

いよいよ。それぞれの。

いよいよです。台本も完成し、あとは一週間駆け抜けるのみ。スタッフワークも着実に進行し、そして本番の予約も埋まってきています。緊張が日増しに高まっていっております。昨日の稽古では、スピーディーかつ的確に指示が飛び、メンバーは精一杯応えていました。たとえ強めのダメ出しがあっても、メンバーそれぞれのスタンスで、前のめりの姿勢で受け止めていました。負けてなるものか、良い作品にしてやるんだという意志がそれぞれから強く伺えました。

本日も稽古している模様です。今までの1年間、メンバーによっては2年間の蓄積をぜひ信じて頂きたいと思います。それくらいに濃密な時間を共有してきているチームです。
 本番まであと6日。いよいよです。

2012年7月5日木曜日

作品の背景

公演も迫ってきました。作品の創作も最終段階に来ています。
劇作も兼ねている柳沼さんから、この作品の背景に込められた意図について話がありました。(単なる青春群像劇ではなく)現代の我が国が抱える問題がこの作品の中で浮き彫りになってゆくという内容でした。物語はもちろんフィクションですが、登場人物はどこかで会ったような、どこにでもいそうな若者達です。演技者に求められるのは、そのリアリティーであり、存在感です。丁寧な作り込みをおこなっている理由は、そうした存在感が各キャラクターから漂うことで、人間のさがや、社会の現実をくっきりと浮かび上がらせるためでもあります。しかし大切なのは、型にはまった、ステレオタイプなメッセージに陥らないこと、と演出家はいいます。実際生きることは、もやもやとしてすっきりしない中から、何かを選択してゆくことなのだと思います。近頃テレビや政治もわかりやすいメッセージにあふれていますが、この作品は「これがいいんだ」という正解を与えるのではなく、考える機会を与えてくれる作品になってゆくことでしょう。
 今日の練習を見ていても、面白さと同時にせつない気持ちにもなりました。完成が楽しみです。役者さん達は、熱心に自主練習を続けています。作業量はなかなか多くて、大変だと思いますが、もう一息です。頑張って下さい!

2012年7月4日水曜日

本番通し練習

稽古日 2012.6.30


本日は通し練習でした。

通し練習をしてからの指摘。
細かい外側からの印象のチェック。
あとは強調したいシーンを効果的に見せるための緩急の程度の調整など。

自分はこのクラスを張り付いて見れているわけではないので、全てのシーンを見れている訳ではありません。ただ、シーンによっては初見では無いシーンもありました。見るたびに感じていることですが、以前に比べて、役の感情が体になじんでいる感じがどんどんパワーアップしています。これが自主稽古を沢山やられているこのクラスの強みでしょうか。


特に今回びっくりしたのが、とある女優さんの色気ですね。うまく表現できるかどうかあまり自信がないのですが、役の中で絶妙に女性の色気を表現されていました。最初素っ気ない状態から少しずつ心を許していく過程を、微妙な表情や仕草で表現されていました。正直、役でここまでできるのはちょっとプロだなと感じました。


公演もどんどん近付いてきていますが、是非ご期待下さい。