今日の練習で行なわれた作業は、各人が自分が出会ったある人物の様子を描いて来た作業を、すり合わせることでした。各人の「証言」をつなぎ合わせて、それぞれが出会ったある人物の姿を浮かび上がらせる試みです。
「どこで出会ったのか」場所の特定に始まり、その時の状況を克明にすり合わせ、確認ます。そして、それを確認した後、全員で時間の流れに沿って「証言」します。
下の写真は証言してる様子です。創造過多になると、嘘くさくなってしまいます。人をじろじろ観察するなんてことは、日常にはあまり無いので、ちらっと見たりとか、ちょっと話をした様子とか、その些細な出会いの感覚で証言するのがもっともリアリティーを感じる気がします。そして、その時そこにいた人でなければわからない状況、どんな雨だったかとか、においといった感覚的なことが、リアリティーを肉付けします。
それらを全てフィクションで作るのですから、そう容易ではありませんが、日常の「リアル」を見つめるいいトレーニングになりそうです。
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