2月11日のワークの内容をお伝えします。
といっても、タイトルに掲げたように、本公演に向けた創作が本格化しており、ネタバレになってしまう事が多く、なかなか報告し辛い感じになっています。何とか言える範囲で報告を試みます。
まず一つ言える事は、2012年度の柳沼クラスの公演は、2011年度に行なった作品とは、全く違う方向性を持った作品になるであろうという事です。2011年度の作品は、過去の物語でした。しかし、おそらく今の段階では、2012年度の作品は現代を直裁的に扱うと思います。現代を扱っていくために、ここ最近のワークは、必然的に個々人の作品発表、といったおもむきが強いです。つまり簡単に言ってしまえば、柳沼さんから与えられる宿題を、個々に、もしくはペアーやグループで処理して、稽古当日に発表してもらう流れですね。これを実施する事で、参加者の緊張感は次第に高まり、自分を見つめる眼差しが、かなり強固なものになっていきます。作品発表といった形で、自己を他者の前で曝す参加者の皆さんは、かなり肝っ玉が強くなっていっているのではないでしょうか。
2012年の現代日本社会において、どういった表現が表現足りえるのか。
今の柳沼ラボの課題は、おそらくこの一言に尽きます。
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