2012年1月7日土曜日

柳沼さんを前に通しをしました。

新年あけましておめでとうございます。担当の伊藤です。1月7日のワークの模様をお伝えします。

この日は、通しをしました。『山下君が死んだ後のこと』の発表です。柳沼さんが京都に戻られたので、皆で27時間程の稽古を経ての発表でした。詳しい内容は、ハナレズブログにもかかれていますので、そちらを参照して下さい。
http://hanares.blog.fc2.com/

発表が終わった後、柳沼さんはもう一度やってみるかどうかの問いを、参加者の皆さんに与えました。そこで2回目の発表となったわけです。結果としては、2回目の方が会話のテンポが圧倒的に良かったように思います。1回目の発表と2回目の発表で、いったい何がどう変化したのでしょうか。発表の間の時間は、10分程しかなかったため、稽古をして新たに演技が上達する、という事はありえません。であれば、変化したのは、俳優の気持ちです。台本の脚本家・演出家を前にした時に、これだけ気持ちの変化=気合いの変化があるという事が、良いことなのか悪い事なのか、とても難しいところですが、しかし参加者の皆さんは、どこかしら悔しそうでもありました。

次回以降は、作品制作に向かって、「恋愛論」について考えたり、発表したりしていくそうです。

今日の印象的だった言葉
俳優は人間を演じるもので、善悪だけで割り切れない、様々なものが人間の中では蠢いている/何かを演じるにあたって、自分の無意識をもっと意識しなければならない/

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